2015年12月19日

伏線ではなかった……


先日、大河ドラマ『花燃ゆ』が終わりました。 


そういえば、以前、物語の中にフグが出てきたとき、
「ひょっとして、これ伏線かも……」と、このブログで書いたことがありました。

その場面とは、吉田松陰と塾生が、フグを食べるかどうかで議論を交わすという話の中で、松陰が「命は惜しくはないが、くだらぬことで命を落としたくはない」みたいなことを言って、ふぐは食べず、その姿を、若き日の伊藤博文が見ている……といったシーンでした。

なぜ、この話を伏線だと思ったかというと……
実は、伊藤博文は、フグ食を解禁させた人物だといわれているからです。

フグは、もちろん毒がありますから、豊臣秀吉の時代から食するのが禁じられていました。
ところが、伊藤博文が故郷山口へ出かけた時、しけで魚が獲れず饗応する食事に困った宿の女将さんが、罰せられるのを覚悟でフグを出したのです。
しかし、いざフグを食べてみると、伊藤はその味を絶賛フグ解禁を言い出した、というのです。

この話をもじって、たとえば、総理大臣になって、贅沢な暮らしをはじめた伊藤博文がフグなどを食べている場面に出くわした(楫取美和子)が、「寅にぃのことを忘れたのですか? あなたの志はもう終わりですか?(フグを食べているということは、いつ死んでもよいということですよね?)」なんてたしなめるとかそういう話があるかなぁ……なんて妄想していたのですが……

はずれでした。

劇団ひとりさん演じる伊藤博文、最後までちょっと抜けている感じで、いい人でした!
(鹿鳴館での姿など、伊藤博文の若き頃の写真とちょっと似ていました
0003_r.jpg
(国立国会図書館蔵)

さてさて、来年の大河は真田信繁(幸村)。こっちも楽しみですね!

posted by 福田智弘 at 11:22| Comment(0) | 歴史コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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