2015年03月29日

少し早めのお花見


「花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは。」


暖かい日が続いています。 
私の家の周辺では、はまだ三〜五分咲きくらいですが…… 
明日、明後日頃には満開になりそうです。

とはいえ、午前中はあまりに良い天気だったので、
 咲きはじめのを見に行きました。 
(近くに名所があるのです)

「三日見ぬ間の桜かな」という言葉があります。
桜の盛りの時期は短いということのたとえですね。

(この言葉、元々は江戸時代の俳人、大島蓼太の
「世の中は三日見ぬ間に桜かな」という俳句でした。
 三日外に出ていなかったら、桜が満開になっていた。
 世の中は移り変わりが早い、といった意味ですね)


考えてみれば、桜が満開の時期は短いわけですが、
五分咲きくらいの時期(つぼみと花の両方を愛でることができる時期)
というのは、もっと短いものです。

満開前の桜を愛でるというのも、
ちょっとおつな楽しみ方かもしれませんね。 

冒頭に掲げたのは『徒然草』137段に登場する言葉です。
「桜の花は満開の時期、月は曇りのない時しか見るべき価値はない、なんてことがあるでしょうか?」
といった意味ですね。



「春ごとに 花のさかりは ありなめど
 あひ見むことは 命なりけり」

という歌もあります。

「毎春、桜の盛りの時期というのは訪れるけれども
 再び、その時期に巡り合えるかどうかというのは、命あってのこと……」

一年一年、季節の移り変わりをじっくり味わっていきたいものですネ。

posted by 福田智弘 at 13:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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