2014年12月03日

古代史 闇に隠された15の『謎』を解く!

拙著の紹介です。 


 この本、一言でいえば、ごく真っ当な「古代史の入門書」を目指して、執筆いたしました!

 というのも、古代史というのは、とても興味深い分野なのですが、史料等が少ないことも事実で、さまざまな学説、俗説、珍説、奇説が百出しており、古代史の研究家やマニアの方が百家争鳴状態です。

 典型的なのが、邪馬台国所在地論争だと思いますが、それぞれの人がそれぞれの説を熱く力説しております。それはそれで、重要で面白いのですが……
 中には、奇説、珍説と呼ばれるようなものも多く、初学者の方は、どれを読んでよいのか、なにを信じてよいのか、わからなくなってしまうのではないか、と思います。

 そこで、本書では、まずは一般的に定説と考えられているものを、丁寧にまとめたつもりです。

 たとえば、邪馬台国所在地論争では、
「そもそもなぜ論争となっているのか」について語り、
「九州説」「畿内説」それぞれの主張するポイントを簡潔にまとめました。
(その後に自説も一応、付加しておりますが……)

 こちらを一冊読破いただければ、古代史の基本ともいうべき知識と、古代史のオモシロさのポイントがつかめるはずです。この後、さまざまな古代史の本を読んでいただく上においても、理解力や興味の増加につながるはずです。


 とはいえ、定説を中心に語るわけですので、下手をすると教科書的なつまらない記述が多くなってしまいがちです。そこで、できる限り、読者の方に退屈しないで読んでいただけるように、ちょっとした雑学やら、興味深い俗説などもはさみながら注意深く筆を進め、図や写真もできるだけたくさん取り入れました。

 なお、本書で取り扱っているのは、人類の誕生から飛鳥・奈良時代までで、旧石器時代から大化の改新あたりまでが中心となっています。


 また、本書の最後には、「おわりに代えて」として、本文に登場する人々の歌などを『万葉集』からご紹介させていただきました。
 これにより、古代史をより身近な、生の人間の営みとしてとらえられるのではないかと考え、企画いたしました。さらに、もう一度、本文の内容を振り返ることができるようにもなっており…… 少々気に入っております。


 古代史の入門編として、ぜひ手に取ってみてください。

目次は以下の通りです。


第1章 ビッグバンから縄文時代(〜紀元前八〇〇年頃)
    〜生命のいぶきと日本誕生の謎
第2章 弥生時代前〜中期(紀元前八〇〇年頃〜紀元五〇年頃)
    〜新しい文明の発生と弥生時代の謎
第3章 弥生時代中〜後期(紀元前二〇〇年〜紀元二五〇年頃)
    〜邪馬台国と卑弥呼の謎
第4章 古墳時代前期(紀元二五〇年〜四〇〇年頃)
    〜ヤマト政権誕生の謎
第5章 古墳時代中期(紀元四〇〇年〜五〇〇年頃)
    〜巨大古墳に眠る大王たちの謎
第6章 古墳時代後期〜飛鳥時代(紀元五〇〇年〜)
    〜飛鳥から奈良へ、政権抗争に潜む謎
「おわりに」に代えて 万葉秀歌



posted by 福田智弘 at 20:52| Comment(0) | 著書紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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